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日本株式市場の波乱!リスクオフはどこまで続く?(1/17)

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さて、1月の第三週目の日経平均の動きですが、週間ベースでも引き続き下落していきました。

中国の株式市場での下落をはじめ、人民元に関しては対ドル基準を切り下げることへの警戒感が大きく、先行きの良くない原油の価格も大きな重しとなっていることから、マーケットではリスク回避への姿勢に傾いていました。

日経平均では、大発会をはじめ1月12日までの6日間において続落しました。

これは、1950年9月から指数の算出が始まって以来、戦後初の記録となったようです。

(日経平均 日足チャート)

nikkei d1

翌日の13日には、底力を見せなんとか496円高と反発して上昇となりましたが、14~15日にかけて再び下落することに。

14日には、3ヶ月半ぶりとなる下値まで下落することになり、一時的に1万7千円台を割り込んでしまう局面もあったことから、マーケット参加者には大きく動揺が見られました。

最終的に、年が明けて14日までの下落率は、9.4%と大きく下げる結果となりました。

その後の値動きも、指数先物は続けて下落をしていることから、いまだ底入れとなる兆しはまったく見えてきません。

日経平均週足では三役逆転

テクニカル分析で見た場合、日経平均の週足では一目均衡表でいう三役逆転が起こっています。

(日経平均 週足チャート)

nikkei w1

これは強い売りサインを表す状況で、かれこれ約3年ぶりとなり、マーケットではかなりのインパクトで想像以上の大きな動揺が見られました。

まず、週足のチャートでは、1月の1週目のローソクが雲を下へと突き抜けました。

その、ローソクが雲を下へと突き抜けてしまっている部分が、三役逆転を表す条件の一つとなっています。

次に、1月第2週目は一目均衡表の雲の下限が上値を押さえる抵抗として機能していて、雲の中へとローソク足が進入するのを拒んだように見えます。

こういった状況を踏まえて、今後も引き続いて下降トレンドが強く継続していくことが予測できます。

引き続き17740円のラインが、今後徐々に買い戻しが起こった場合の上値抵抗線として強く意識されてきますので、注意深く観察していきたいと思います。

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