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FOMCでドル高!原油軟調で地合い悪い(12/20)

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FOMCの利上げという発表を受けてドル高、資源国通貨を売る動きが目立つ流れとなりました。

また、ドル高の影響で原油価格も下落に転じる展開となりWTI原油は、34.95ドルで終了しました。

原油に関しては、昨年も同様に年末年始にかけては非常に軟調に推移していた時期がありましたね。

(原油日足チャート)

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原油は一般的な傾向として、初夏などからアメリカのドライブシーズンにかけては、季節的に底堅い動きを見せる傾向があるのですが、現在の状況を見る限り時期的に弱いものかと考えられます。

ある程度FOMCの利上げに関しては、マーケットの動きが織り込んでいる部分もありましたが、2016年度末の金利見通しが1.375%に据え置かれたという部分が、タカ派であると受け止められたことが大きいようです。

現在のドル高、資源国通貨売りの状況に関しては、資源国で政府系ファンドが苦しい展開であるといった理由で、問題となってくる場面も出てきているようですが、それらが明らかに表面化してくるまではこの流れが続く可能性があると思われます。

ひとたび問題が起これば、これまで積み上げてきたポジションを一気に崩すことにつながって、ドル高が逆流してくる状況となりますので注意をしておかなければなりません。

豪ドル円は、日足を見ても大きく下落を見せました。

(豪ドル円日足チャート)

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対ドルでも同様に下げています。

ユーロドルに関しても、ここ数日はドル買いが再度短期的に買われる動きを見せています

現在のユーロに関しては、リスク回避的な位置づけで買われる動きもありますので、一方的な動きにはなりづらいと考えられます。

投機筋などのポジションの傾きを見ながら、どこまで行くのかを注意深く判断していくことで、最終的なドル高の反転が起こるポイントを見極めていく必要があります。

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