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米ドルを買う方向へマーケットが動きつつある(10/3)

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さて今回は、第一週目の金曜日恒例のイベント雇用統計の発表を受けた結果、どのような影響や可能性があるのかについてをご紹介していきます。

10月の第1週目の動きについて

さて、10月の第一週目の金曜日と言えば恒例の米雇用統計ですが、発表後には大きく動きました。

まず結果としては、予想の20万3000人に対して出てきた答えが14万2千人増にとどまるといった数字で終わりました。

単純に割合で言うと、前回の約7割程度といったところで、3割近くものダウンということですから、アメリカの経済がそれほど良くなっていないのでは?と思われてしまったわけです。

つまり、米ドルは売られるというのが一般的な解釈になります。

そして、その結果どうなったかというと、素直に米ドルは売られました。

チャート上でもなかなかわかりやすい形になっていまして、15分足で見た場合ですと、発表直後に一旦上に抜けるだましのような形を取りましたが、その後はドカーンと見事に大陰線が出ました。

120.39あたりから119円付近まで、一気に1本のロウソクで下げてしまいました。
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正直なところ、これを取りたいと思った方も大勢いらっしゃることだとは思います。

しかし、もしこれに挑もうとするならば、下がった分と同じだけのリスクを取らなければなりませんので、通常と比べて割の合わないトレードとなる可能性が高く、あまりおすすめはできません。

私の場合、今回のタイミングでは参加することができませんでした。

少し前からこの形状のパターンから見て、上下どちらにでも動く可能性があって明確な判断をつけることが難しいという結論を出していたからです。

米ドルを買う方向へマーケットが動きつつある

また、60分足のチャートを見てもわかるのですが、ドカーンと1本のロウソク足が伸びたあと、2本目、3本目のロウソク足が下値を探るような形を取っています。
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しかし、結局どうなったかというと、そこから反発をして戻っていってしまいました。

ドル円の1時間足のレンジ幅を見ると、直前の約70pips幅のレンジ帯の中に戻ってきてしまっています。

これらの結果から何がわかるのかというと、実に簡単な答えが見えてきます。

雇用統計の結果、強いドル売りの材料が出たことによって、発表後のチャートはドル売り全開で動きました。

そのまま行くのかと思いきや、クローズしてみるとレンジのゾーンへ戻して終わることになったということです。

これらの一連の動きが何を示しているかということを読み解かないといけませんが、結論から言いますと「米ドルを買う方向へマーケットが動きつつある」と判断できます。

まとめ

今回の雇用統計発表の結果、及びその後の値動きについて、またロウソク足が何を示していていたかというと、米ドル買いであったということ。

来週以降の感覚としては、まずは上か下かどちらかに抜けてから仕掛けるタイミングを考えた方が、より確実な制度の高いトレードができるということが、はっきりしました。

それでは、皆さまのトレードが良い結果となりますように願っています。

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