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雇用統計後NYダウが急反発!日銀政策決定の影響は?(10/10)

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さて今回は、
先週の雇用統計発表からその後の動きを振り返り、注目されていた日銀の金融政策決定会合の結果をはじめ、
その後の影響や、NYダウに合わせて米ドル円や豪ドル円も上昇してきている理由などについて解説していきます。

米雇用統計発表後に大きく下落したNYダウが急反発

さて、10月第2週の動きを振り返っていきましょう。
先週からマーケットの一部にリスク容認を引き下げるかのような報道が多く見られ、少しばかり目立つ動きがありましたね。

先週の雇用統計は大方の見方を大きく裏切る結果となり、9月は思いのほか大幅に悪化したことをはじめ、さらに追い打ちをかけるように8月、7月分にまで大幅な下方修正されることとなりました。

これを受けて、米ドル円は大きく下げ、一時は118円台まで一気に急落しましたね。

確かにこの動きは仕方ない部分があるので、数字が悪ければそうなる事はある程度予想はできていたかとは思います。

ですので、ある程度は対処することは可能だったと言えるでしょう。

ただ、この雇用統計を受けて「米国の利上げが遅れるのではないか?」といった思惑から、それまで大きく下げていたNYダウが急反発する動きを見せはじめました。

それに引っ張られる格好で、米ドル円も急激に値を戻す動きを見せましたね。

なんだかんだで終わってみれば、120円近くまで値を戻し、下落した分をすべて戻す形で終了することになりました。

日銀の金融政策決定会合の影響は?

その後、今週の火曜日~水曜日にかけて開かれたイベント、日銀の金融政策決定会合に注目が集まっていました。

ですが、これも事前のコンセンサスに変更はなく、金融政策は据え置きという結果でした。

しかし、わずかながらですが、2%達成が先送りになる場合は追加暖和が必要になるといった期待が残っていましたので、発表後に失望売りなどの思惑から、米ドル円は下落するとの予測を立てている方が大半を占めていました。

ところが、日銀発表後もあまりマーケットへの影響はそれほど強くなく、下落傾向には変わりがないものの下値を探る動きは限定的なのではないかと判断しています。

これら一連のリスクを容認に対して大きく下げる要因となるイベントがあったにも関わらず、下値が限定的だと判断した要因は、やはりNYダウが堅調な動きを示したということが理由となり、大きな背景だったと言えます。

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