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日銀発表で大混乱!黒田バズーカ第3弾は来るのか?(12/21)

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さて、日銀の政策決定会合の発表をうけて、大混乱となりましたね。

事前の予想では、政策変更はないものと見られていましたが「金融緩和を補完するための措置の導入」というものを発表してきたため、結果的にはサプライズを受けた形となりました。

内容としては、ETFの増額3000億円、長期国債7から10年を来年から7から12年程度とするなどの内容を発表しています。

一応は追加緩和なのですが、補完処置ということなのでマーケット参加者からは、「黒田バズーカ第3弾ではない!」と認識されています。

政策変更はないとみられていたため、ドル円、日経平均にいたっては一旦びっくりして上げた後に、急激に反落して引ける形となりました。

(日経平均日足チャート)

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日経平均も高値から880円下げてしまうという大混乱ぶりでしたので、どっちなのか迷われた方も多かったようです。

短期的には混乱を招いてしまった形となりましたが、来年に向けた追加緩和の地ならしだというふうに受け止めている様子もあるようです。

そういった理由から推測すると、黒田バズーカ第3弾については、来春実施の可能性がかなり高まったのではないかと考えられます。

追加緩和の直後は、過去にも異次元緩和で十数円といった二桁に届く勢いでドル円は円安を継続してきましたが、次回の緩和ではそこまで強烈なものとなる可能性は低いと思われます。

過去2013年や2014年と比べると、円安の勢いはかなり落ちてきています。

(ドル円月足チャート)

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今年の円安の上昇幅は1円50銭となっていて、上昇幅は狭く目に見えて弱いことから、状況や地合いはだいぶ変わってきていると思った方がよさそうですね。

追加緩和後の上昇期間も短くなるかもしれないといった可能性も踏まえて対策を行う必要があるでしょう。

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