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米雇用統計発表で上昇!年内米利上げには物価上昇がカギ

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米雇用は、25.5万人増加

アメリカの利上げ判断の元になる注目の雇用統計が発表されました。

今回の雇用統計は、労働市場に異変が起きていないかどうかを、確認する上で注目をされていましたが、アメリカの雇用に関しては引き続き堅調といえそうです。

非農業部門雇用者数は、前の月から25.5万人増えることになり、市場予想の18万人を大きく上回りました。

今年の5月には予想外に減速する時期もありましたが、6月7月は一転して雇用拡大の目安とされる20万人を2ヶ月連続して上回ることになりました。

また、雇用の質を示す平均時給も前の月に比べて伸びが加速しています。

前月比で、0.3%アップ
前年比で、2.6%アップ

改めて、アメリカの労働市場は回復基調にあることが確認されました。

米ドル円も、雇用統計の影響を受けてドル高に振れています。

米国の次回利上げに向けての変化はあった?

雇用統計の数字は強かったものの、これで利上げをする時期が一気に早まるという見方は、今のところ少ない状況です。

S&Pグローバルのサティアムパンデイ氏は、4~6月期のGDP成長率が予想よりも弱かったことを理由に、9月の利上げはないだろうという見方をされていました。

FRBは、7~9月期のGDP成長率とインフレ率が目標とする2パーセントに近づくかどうかを慎重に見極めたい姿勢であることに変わりはなく、そういった理由から、利上げは12月の1回を予想するという意見を述べられていました。

米国12月利上げ予想

実際に、市場が予想する利上げ確率を見てみると、年内12月に利上げをするという予想は、発表前に比べると上昇はしているようですが、40%にとどまっています。

年内1回は、
(発表前34&%)→(発表後40%)

年内なしは、
(発表前63&%)→(発表後54%)

米利上げには物価上昇がカギ

これはアメリカの中央銀行にあたるFRBが「利上げの判断をするために重要な要素は来ようと物価である」と明言している中、物価上昇についてはいまだに確認できていないからだと言えます。

今後は、期待通りに物価が上がっていく事ができるのかどうかが焦点となってきそうです。

米国株式市場は、3指数ともに上昇していますが週明けの動向を慎重に見守っていきたいです。

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