素敵な暮らし.com

暮らしに役立つ素敵な情報をお届けいたします。

nk-ik

日経平均株価の乱高下する価格帯ゾーンとは?(12/20)

タイトル画像出典:
スポンサーリンク

日経平均に関しては、この1週間のあいだだけでも1300円をかるく超えるほどのボラティリティー幅となっていました。

また、18日の金融政策決定会合のあとには、500円を超える上昇を見せたあと、急激に反発する動きをしたかと思うと、最終的には366円安く終了してしまったので、結果的に19000円台を割り込む形となりました。

(日経平均日足チャート)

nk-d2

これだけ荒い値動きが続いている日経平均株価の状況ですが、客観的にテクニカルの面から見ていくと、ある特徴的な事実を捉えることができます。

それは何かというと、ある価格帯に乱高下をしてきた水準が見えてくるということです。

日経平均の日足チャートを遡って見ていくと、19000円から20000円までの価格帯には、これまでにも大きく価格の乱高下してきた場面が何度もありました。

今年の8月下旬には、たった3日で1000円以上の急落がありましたね。

また、7月上旬から中旬にかけて20000円から19000円台前半まで急落する場面もありましたが、早々に20000円台を回復することもありました。

それ以前の値動きを見比べていくと、いずれも19000円台においては、このゾーンで価格の滞在時間が極めて短かったという状況が多々あったということもあり、この価格帯では値が乱高下しやすいということが確認できます。

(価格の滞在時間が短いポイント)

nk-d3

このように注意して見ることで、ボラティリティーが大きく乱高下しやすい価格の水準を把握することができます。

一般的に言われる「居心地のよい価格帯」と呼ばれるものがありますが、日経平均においては19000円台は「居心地の悪い価格帯」であると考えることができます。

今後は、19000円を再度回復してくる場合において、このゾーンでは再度大きく上下に振れる値動きがある展開を前提に注意した上で、今後の戦略を考えていかなくてはなりません。

こちらの記事も注目されています

スポンサーリンク