
売り物件募集チラシから見えるマイホームの価値!
東京の都心部で、広さが100平米くらいあって、お値段が1億円くらいのマンション物件は、最も動きやすと言われています。
この「動きやすい」というのは、イコール「売りやすい」ということを表しています。
「当マンションを探しているお客さんがいます」
分譲マンションに住んでいると、こういった内容のチラシを見かけたことがありませんか?
私の住んでいるマンションにも、定期的に売却を求める内容の書かれたチラシがポストに入っていることが多く、見かける機会がよくあります。
これって、いったいどういうことなのでしょうか?
実は、こういった売却を求めるチラシの内容や文言から、現在の自分の家の価値を読み取ることができるのです。
普通に考えると、このチラシを見た人は「このマンションは人気があるので、売って欲しい人がいるんだな」と思うかもしれません。
そう思ってしまうこと自体は、間違ってはいないのかもしれませんが、もう少し具体的に理由を把握しておく必用があります。
例えば、「安くて古い物件」ということで、人気があるというケースがあります。
こういった場合には、少し気をつけなければいけません。
たとえ人気があったとしても、その人気の理由が「高い値段がつくから」という理由ではなく、逆に低い評価しかつかないので物件を安く買えるから人気だということです。
この理由に該当する場合は、とにかく安い物件を探していることが多いので、売却依頼をしても希望の金額がつくことは少ないと言えるでしょう。
また、お客さんがなかなかつかない中古物件というのは、値段を下げなければならないケースが多く、そういった場合にはとにかく値段を下げなければ売れませんので注意が必用です。
次回の記事(売り物件募集チラシで期待度&最適な売り時を見極める方法!)では、さらに詳しくチラシの文言別に売れる期待度を「小」「中」「マックス」にランク分けをして、詳しく解説していますので、ぜひご覧になってください。
ちなみに、「期待度がマックス」の場合と「期待度が小」の場合とでは、価格の差が半分くらいに開いてしまうケースもありますので、売却の時期というのは慎重に判断していかなければなりません。
売りどきがわかると、適切な買い時も判断できるようになるものです。
同じ物件でも、チラシの文言で売却できる価格が大きく変わってきますので、ぜひご参考になさってくださいませ。