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家の購入時に売る時の事を考えておく理由とは?

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なぜ物件を購入する時は、売る時の事を考えておかないといけないのでしょうか?

あまり意識されない部分ですので、ピンとこないかもしれませんが、これにも幾つか理由があります。

物件を現金で購入している人にはあまり関係ありませんが、住宅ローンを利用する人には大きく関係があります。

住宅ローンを利用して購入した場合、利息を含めた金額を最終的には返済することになります。

しかし、物件を購入して5年後や10年後に、別の場所へと移らなければならない理由ができた時や、何らかの理由で売らざるをえない状況になった時には、その家を売って手放さなければなりません。

当然、買った値段より高く売れれば問題ありませんが、特殊な事情があり資産価値を維持できる物件を除いて、今の時代にそのようなことは望むことはできません。

ほとんどのケースで、買った値段より安くなるのは当然として、購入してからの年月にもよりますが、築年年数が古くなればなるほど値段は下がっていきます。

特に35年の住宅ローンを使って購入した場合、最初の数年から10年くらいまでは、利息を払っていく事に割合を置いているため元本は思ったより減っていきません。

ですので、5年から10年くらい経っていざ売ろうと思った時に、借りた金額の元本を計算してみると、思ったよりも減っていないことに気づく訳です。

重要なポイントとしては、売りに出した時に住宅ローンの残債額と同じ水準価格で売ることができれば、借り入れをいったんゼロにすることができますので、その後に新たな住宅を購入するという選択も可能です。

しかし、売れる価格よりも住宅ローンの残債額の方が多い場合は、自己資金で残債を返済しないと、売ることもできませんし、新たな家を購入することもできません。

新たな家を購入する時に、前の家の残債を一緒に組み込んで借りるための住宅ローンもありますが、やはり前の家がいくらで売れるのか?どうしてもその金額によって大きく左右されてしまいます。

ということで、購入する時は事前にその物件が数年後にどのくらいの価格で売ることができるのかという目安を事前にリサーチすることが重要です。

また、それらの結果から適正な購入価格を判断する事もできますし、借り入れをする住宅ローンの金額を将来の売却を加味した上で調整しておくことも可能です。

今後は、これらの要素も合せて最終的に購入しても良いかどうかの判断材料にしていただければ、理想的な物件に出会えると思います。

ぜひ、ご参考になさってくださいませ。

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