
マンション購入で280万円損しない為のポイント!
マンションを購入する時に、
280万円損しないための見落としてはいけない重要なポイントがあるのですが、ご存知でしょうか?
これはとても重要な事柄なのですが、不動産業者はほとんど教えてくれません。
なぜかというと、それを説明してしまうと営業マンが売りたい物件が売れなくなる可能性があるからです。
マンションには「専有面積」と呼ばれる、マンションの広さを表す用語があります。
これは、個人の所有物とされる「部屋の内側のこと」です。
もっと簡単に言うと「物件の壁の内側のこと」を言うのですが、その事が大きく関係してきます。
中だしよりも、外出しが良い理由とは?
重要なキーワードは「中だしよりも、外出し」だということです。
この違いにはちゃんとした理由あって、
「中出しが良いのは、一時」なのですが、「外出しは、一生」だということです。
いったい何の話?なのかと言いますと、
マンションには、構造上必用となる大きな柱が家の四隅を中心に必用な数だけ設置されています。
実は、この四隅の柱が大きなポイントとなります。
この柱を、マンションを買う時に少し注意して見ておくだけで280万円ほど損をしなくてすむということなのです。
例えば、この四隅の柱が中にくい込んで出っ張っているいる場合、じゃまになりますよね。
「中出し」とは、家の中に柱が出ている事を言います。
一般的には子供部屋などに多く見られ、こういった内側に張り出している四隅の柱は、昔ながらのマンションの構造で築年数の古い建物に多く見られます。
それに対して、最近増えているのは「外出し」です。
先ほどの内側に張り出していてじゃまになっている四隅の柱が、家の外に出ているタイプの構造です。
ベランダに隣接している部屋などを見るとわかりやすいのですが、柱がベランダなど部屋の外へと設置されていて、部屋の内部には柱がないのでスッキリしているはずです。
同じ「専有面積」と言えど、この四隅の柱が中に入っているのか、外に出してしまっているのかで大きく変わってくる理由となっています。
マンションは柱のせいで280万円も損をするの?
なぜ、この柱がそんなに大きな影響をもたらす理由となるのかと言うと、実はこのマンションの柱というのは1辺の大きさが約1メートル✕1メートルほどあります。
柱1本につき、約1平米ほどあります。
これが、4本だった場合には、全部で4平米となるわけです。
仮に、東京のマンションで1平米あたり70万円程度の物件を目安にした場合、おおよその換算をして考えることができます。
例えば、この柱が4本すべて中に入っているとしたら、4平米で合計280万円となるわけです。
こういった話はあまり聞く機会が無く、ほとんど知ることのない話ですが、実はこの両者にはこのくらい大きな違いがあるのです。
私はこれを知った時「なるほど~」と思いました。
実際に、家を見に行っている時には柱があることは見ていたとしても、家具を置く時に影響があるかどうかを判断する程度で、中出しか外出しかはほとんどチェックしていませんでした。
まさか、この柱の面積が専有面積に含まれるかどうかで、その部屋の不動産価値に影響するなんて夢にも思いませんよね。
この柱の数は、部屋のタイプによって、影響のある柱が2本の場合もあれば、4本以上あるケースもありますので、しっかりとチェックしておきたい部分です。
不動産業者としては、今から売ろうとしている家が「外出しの物件」に比べて、この柱があるせいで専有面積に影響があることや、280万円も価値が少なくなるなんてことは、絶対に言いたくありませんよね。
こういった事は、専門家でない限り教えてもらえないとほとんどの人が気づくことができません。
中出し物件に比べて、柱が4本あった場合には「外出し物件は4平米もスペースがお得!」ということを忘れないで下さい。
お値段で比べた場合、約280万円も得する計算になります。
もし、これからマンションを購入する方が周りにいらっしゃいましたら、ぜひ教えてあげましょう。