タロットは多くの占いの中でも、ト占の一種とされています。
これは、他の人と相談者との関係性に深く目を向けていくという占い方です。

タロットリーダーと呼ばれる占いを行う人は、用意したタロットカードをまんべんなく偏りがなくなるようにきれいにまぜていきます。

そしてカードをひらいて、その瞬間に偶然現れた絵柄からあらゆる質問に対しての解答を導き出します。

何かの物事を決める時や、選ぶ必用がある時、または相手の考え方や気持ちをしる必用があるときなどに使われています。

シンクロニシティと言われる偶然には重要な意味が含まれていると考えられていて、現れたカードのパターンやメッセージをリンクさせて読み解いていきます。

アルカナというのは、カード一枚一枚に対してそれぞれの事象、人生や生活、また奥深い義についてなど意味深いメッセージを込められた絵柄で表されています。

基本的には、ぱっと見た限り偶然出てきたかに見えるカードには、質問をした者にとって何らかの理由や相応しいメッセージが込められているといった考え方に基づいています。

タロット占いで的中率を上げるための要素と注意点とは？

初めて聞く人は驚かれるかもしれませんが、タロットでは意味を覚えないでください。

これは冗談ではなく、タロットの熟練者であれば、皆が口をそろえて言うことです。

理由は、意味を覚えることで、正しいリーディングがきなくなってしまるからです。

例えば、１枚づつしか読むことができなくなることによって、整合性がとれなくなってしまう。

意味を当てはめることばかりに集中してしまって、感じることができない。

意味を覚えたことによってそこを意識してしまい、他の要素と交わらせることができず、結果として柔軟性がなくなった。

などなど、これらの理由から意味は覚えるのではなく、感じて創りだすことが重要なのだといえるわけです。